ビットマップグラフィックとベクトルグラフィック

グラフィックには、印刷と Web 表示の両方に使用される多数のグラフィックタイプがあります。 一部のグラフィックタイプは、最適な品質を保ちながら最も効率的に画像を提供する点において、他のグラフィックタイプよりも優れています。 ここでは、まず概要を示した後、最も普及している Web グラフィックである GIFJPGPNG について詳しく説明します。  

ビットマップ(ラスター)画像はピクセルに基づいて描画され、ベクトル画像は数学的な命令に基づいて描画されます。 各タイプの説明を次に示します。

ビットマップ画像

ここで言う「ビットマップ」は、一般的な概念としての名称です。 つまり、すべてのピクセルが個別に定義されたものを表します。 MS Windows が発表されたとき、BMP(ビットマップ)形式が非圧縮グラフィックとして規定されました。 非圧縮 BMP は、一部のブラウザではサポートされていましたが、多くの帯域幅を必要とすることから Web 上ではほとんど使用されませんでした。 ただし、BMP が唯一のビットマップ画像というわけではありません。

以下は、Web 上で最も人気があって便利なビットマップ形式です。

ベクトル画像

ベクトル画像は数学的な命令に基づいているため、コード内に含まれる情報が少なく、ファイルサイズが小さくなります。 ベクトル画像は、拡大縮小が必要なオブジェクトの線や形状を表すのによく使用されます。 拡大縮小が可能であることが、ベクトル画像が 3D 画像やテキストに多用される理由です。

通常、ベクトルに基づいたグラフィックは、Adobe Illustrator などの描画アプリケーションで作成します。

ビットマップとは異なり、ベクトルグラフィックの輪郭は滑らかであり、曲線をうまく描画できます。 ビットマップのようにピクセルに基づくことがないため、ベクトルグラフィックは解像度に依存しない画像であると言われています。

一般的なグラフィック形式の拡張子

ヒント:ビットマップ画像とベクトル画像の使い分け

ビットマップグラフィックは、様々な色をグラデーションで表す、写真などのリアルな画像に使用します。

ベクトル画像は、グラフィックを拡大縮小する必要がありファイルサイズを極力抑えることが重要である、線や形状のオブジェクトを描画するのによく使用します。

注意:ビットマップ画像とベクトル画像の作成方法

通常、ビットマップ画像は、Adobe Photoshop などの写真用アプリケーションやペイントアプリケーションで作成して編集します。 また、Adobe RoboHelp 8 に付属の RoboScreenCapture で作成することもできます。

ベクトル画像は、Adobe Illustrator で簡単に作成できます。